岩の崖地は、土壌が安定しないこと、雪崩がひんぱんに起こることなどから、ブナやナラの森林ができにくく、清津峡には周囲の山とは異なった植生が広がっています。
@多様な樹木
岩の尾根には、五葉松の一種のキタゴヨウや、ひのきの仲間のクロベという木が生育しています。谷では、春、ツツジ類やピンクの花をつけるタニウツギという低木が次々と美しい花を咲かせます。これらの低木は、枝がしなやかで簡単には折れないようになっています。これは雪崩の衝撃を受け流してしまうためのもので、谷の木々は他の木よりも厳しい環境で生育しているのです。
谷は、ブナなどにおおわれることがない分、いろいろな樹木が生育しています。秋、美しく紅葉するものが多く、清津峡では大部分が黄色くなりますが、ところどころにカエデ類やヤマザクラの鮮やかな紅葉が見られます。例年、10月の末から11月の初めくらいが盛りとなります。
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